18 6月

「あらためて感じるいのちと存在の尊さ」

忘れない震災の体験。
人はすべてを失ったが、『いのち』あることを確認しあい、存在していることをよろこびあった。
本来、当たり前のようにおもえた『いのち』と『存在』の尊さ…、それを支えているものが何であるか、それをも深く考える時となった。
失ったところには、人が人と比べるものや、競うものがない。むしろ、自己責任のもとで助け合い、はげましあい、傾聴しあう姿があり、一人ひとりが上下の関係の創造ではなく、自分の役割を創造する絆が愛によって証明されるチャンスとなる。
自分が生きて、相手も生きる道がそこにある。それは、『自分が自分と向き合う』。もうひとつは、『自分が自分を信じる』ことに徹しないとうまれてこないと私は感じている。