21 6月

「全身全霊をもって生きる姿」

私はいつも心にとめてきたことがある。人間の存在の価値観は、『できる人』と『できない人』と比べて二者択一で決まるものでは決してない。存在の本質は、全身全霊をもって自分にどれだけの愛情と尊敬の念をそそいで、生きているのかにあるだろう。この世の中で誰とも比べることのできない、誰ともかわることのできない、かけがえのない大切な人生と存在。それにはじめて気づかされる時…霧に包まれていた心に、一筋の淡い光が差し込み、今まで体験したことのないほどの新鮮な風(ルーアハ=風・息・霊)が吹き抜けていく。
…今までとは、まったく違った世界が開かれる。
癒しとやすらぎ、そして、平安に満ち満ちている。