5 11月

〈個〉よ。《生きる》ことの中に人間の〈存在〉の意味あることを深く哲学せよ!

〈各々〉が病気をした時、例えば、風邪をこじらせた時の“しんどさ”も同じだが、精神界における病の“しんどさ”の度合いは、当人しかわからない。いつも、伝えているように、“しんどさ”に〈寄り添う〉ことができる可能性はあれど、隣人に、〈バトンタッチ〉できないのが、誰もが知っている現実だ。その中で、〈寄り添う〉だけでも、多大なエネルギーを使うことがあるのも、これまた、誰も知っている現実だ。我々、〈各々〉が、できることは、あらゆる種類の病気の専門医に治療を委ねることだ。病気の「回復」のために、治療を放棄して、「回復」を諦めてはならない。「回復」への途上に
おける《諦める》、と謂う〈単語〉は〈個〉の「辞書」の中にはない。最後の最後まで「回復」を信じて、《諦める》ことなく《生きる》ことを、精神界で深く哲学することを知らしめられた〈個〉の私である。