18 2月

己自身に対する徹底的客観視の重要性に着目せよ!

人間が窮地に追いこまれたら、どうするだろうかと。また、どんな心構えで日々の生活をおくるのだろうかと、〈心〉と〈心〉が対話する。それを、徹底的客観視するところのもう一人の己が存在する。つまり、〈個〉が〈個〉に対して徹底的に客観視しなくては、〈個〉が窮地に捲き込まれるという〈自己防衛的本能〉がはたらく。もし、それが、はたらくことがなかったら自滅だ。精神界においては、特に、〈個〉に対して徹底的に客観視的役割をする、もう一人の自分自身が存在しないと、なにかしらの誘惑に負けて、自らの意味ある人生を見失うだけではなく、第一義的目標である「回復」までも遠退かせるのだ。