20 2月

『99匹の羊と「迷える羊」一匹の羊』の例え話から、〈個〉が何を学ぶのか!

古典中の古典の書に以下の例え話がある。『99匹の羊と「迷える羊」一匹の羊』の例え話である。羊飼いは、100匹の羊の飼い主であることがわかる。ある日、羊飼いが、100匹の羊を囲いから解放して、荒野、つまり、一匹、一匹の羊にとって、他の獣に襲われる可能性のあるリスクの高い場所に散歩に出かけるが、一匹が、集団から離れて「迷える羊」となる。そこで、うしろから100匹を見守る羊飼いが、一匹の羊が「迷える羊」になったことに気づく。そこで、99匹を広い荒野に残して一匹の「迷える羊」を探し求めて歩きまわる。最終的には、羊飼いが、一匹の「迷える羊」を見つけて、〈個〉の懐にあたたかく抱いて99匹の羊のもとに無事に戻ってくる、と謂う例え話である。この例え話から〈個〉の私は、何を学べれるのか!〈個〉の私は以下のように学んで精神の取り組み等や〈個〉の「生き方」になれば幸いだ。羊飼いは、荒野と謂う危険な場所に99匹を残すと謂うことは、99匹の羊が獣から自分達を守る力を持っている、と謂う絶大なる〈信頼〉を基礎にした《愛》が成せる業であると受けとめる。加えて、この例え話に登場する羊飼いのように、〈個〉の取り組む時と空間において、〈信頼〉を基礎にした《愛》をもってして、一匹の「迷える羊」を見棄てることなく、探し求めにゆく「生き方」が、精神界で、最後まで貫徹できれば幸いだ。