20 6月

古典中の古典の書に記された「放蕩息子」の物語を通して私と皆さんとの「関係の創造」を一考する!

精神界に生かされる人たちよ。「放蕩息子」の私を心よく迎えてくれたね。あなたがたが、心よく迎えてくれることが出来なかったお兄さんの役割でなくてよかったよ。そうでなければ、お父さんが次男を大歓迎しても、次男が、お兄さんが大歓迎してないことが判れば、これからの暮らしの中で〈心の亀裂〉がうまれる。私が今まで安堵の次元で共に精神界で取り組んでこれたのは「放蕩息子」の物語の内容と違っていたからだ。お兄さんは、お父さんに対して親孝行してきたのに、弟のように、大歓迎され、多くの人たちを集めて祝杯をうけたことがなかったと訴える。お兄さんは「放蕩息子」の弟を大歓迎するお父さんが理解できなかっのだ。そこには、「放蕩息子」の弟を《赦す》ことができなかったお兄さんの〈存在〉があった。この物語を通して、それが判る。精神界に生かされている〈個〉の私は、この物語を通して《赦す》ことができる「関係の創造」に立ち返りたいと言う思いをはしらせた。