10 7月

《無償なる愛》を一考する〈個〉!

《無償なる愛》の勘違いの中で生きるのが〈人間存在〉である。そもそも、《無償なる愛》と言う超次元が、精神界を含むこの世の中にはないのだ。《無償なる愛》の〈真似事〉としての〈愛〉の関係の可能性は誰にでもある。《無償なる愛》の〈真似事〉は《愛》の〈本質〉からほど遠い。故に、《無償なる愛》が「関係の創造」における〈限界ある愛〉を突きぬけて超次元から精神界を含むこの世に贈られてくるのだ。幸いなることだ。本当に幸いなることだ。
特記事項:古代ギリシャ語においては、以下の4つの〈愛〉の概念の違いがある。
①エロスの〈愛〉
②フィリアの〈愛〉
③ストルゲーの〈愛〉
④アガペーの《愛》=神の《愛》以外の①②③は人間界の人間関係における〈愛〉といえる。因みに、旧約聖書では④を不朽の《愛》と表現される。つまり、朽ちない《愛》問いえる。