11 7月

〈個〉の友人からの問いかけが意味するところを一考する!

ある友人が〈個〉の私に以下のように伝えてくれたことがある。「あなたが今、関係している障がい者のために、あなたの存在とその命を削ってまで取り組む必然性がありますか!」と。私は以下の事柄をもってして友人に伝えた。「あなたがいわんとする意図的なところは理解できない訳ではないが、〈個〉の存在とその命を削るというよりは、その逆で、〈個〉の存在とその命の大切さを学ばせてくれる存在だよ。もう一つ、私に、意味ある人生を添えてくれた存在なんだ。その人たちと出会えて、むしろ、感謝を重ねるところだ」と。言葉続かず、自然に頭が垂れゆく友人の姿を想起する〈今〉である。