17 7月

〈解放の光〉を目指すための最終的メッセージの実現化!

大宇宙は、愛が中心軸となり成立している、と信じたいけれど、そう思えない現実があることは、誰もが周知するところだ。その大宇宙から、人類から争いが消え失せないからだ。以前にも伝えたが、ギリシャ語では4つの概念で区別された愛がある。いったい、どの愛が中心軸となれば争いが消え失せるのか、皆さんと一緒に考えてみたい〈個〉である。我々が存在する精神界と言う極小の小宇宙でさえ、人と人の間に心のズレが生じて「関係の創造」にヒビが入ることがある。その人間同士の心のズレがトラブルに変換する。4つ概念に区別された愛の、どの愛が中心軸になればいいのか!何度も、何度も、己に問いかける。この問いかけに終わりがないように①「自分を愛するように隣人を愛しなさい」と言うメッセージにも終わりはない。因みに、括弧内で使われている愛は、文法的には、4つ概念で区別された愛のうちのアガパオー(=愛する)と言う動詞の変形が用いられているが、基本的には、限界ある愛ではなく限界のない愛の範疇にはいる。だから、①のメッセージを以下のように〈内容変換〉できる。「自分を限界のない愛で愛するように隣人を限界のない愛で愛しなさい」となる。大宇宙の課題や問題であろうと極小の小宇宙の課題や問題であろうと①のメッセージの実現化なくして〈解放の光〉を目指すことはできない。