精神界では〈各々〉が以下のことを意識することが大切ではなかろうか！人間と言う存在は、人間性を通しての内面的人格、つまり、独立した人間性を通しての独立した個人の内面的人格が表出すると言うことを意識することが大切であると伝えたいのだ。故に、どんな人格が表出しようとも、その人自身の固有な次元からの表出であると、本人も周囲も、そのように理解し受けとめることができたら、どんなに幸なることか！だが、これまた、精神界での「関係の創造」においては難しいことである。病気と言う次元で人格を考えると精神医学的見解が介入する余地があるのだが、それよりも何よりも、〈各々〉が忘却の淵に置き去りにしてはならないことがある。それが、精神界で生かされている〈各々〉がアガペーの《愛》の衣に包まれている〈存在〉であると言うことだ。これが、「心の対話」を継続してゆく上で、唯一外せないメッセージとなる。
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7月