1 8月

永遠のテーマとしての《愛》の本質的難問を一考する〈個〉!

我々の俗世界で愛されても愛しても尽きることなく愛を求め続ける人間である。つまり、それが、この俗世界で、両者が満たされない人間の愛の証明となる。それでは、どのような愛が、両者の心を満たして安堵の日々を送らせてくれるのか!難問中の難問だ。哲学者・エーリックフロムの「愛するということ」と言う書本の中で以下のように表現してる。「愛するとは技術である」。つまり、人間の弱さを引き受けて愛すると言う技術を身につけることなのか!その辺についての等々の意見が、今まで、各方面から飛び交ってきた。〈個〉の素人としての哲学的見解だが、哲学者・エーリックフロムの〈哲学的“愛”〉は〈哲学的“愛”〉の範疇を越えてない愛、つまり、〈仮定的“愛”〉、もしくは、〈仮想的“愛”〉としか言えない〈個〉である。〈個〉の結論から言うならば「山嵐のジレンマ」の例えを凌駕した両者の「自立・自律型“愛”」が《愛》の本質に最も近いと考える。更に、ひらたく表現すれば、自分の「自立・自律型“愛”」の確立なくして相手の「自立・自律型“愛”」の確立との「関係の創造」は不可能である、と言うことになる。