23 7月

「消えうせる瞬間に魅せられて」

夏になると恒例の行事がある。 それは光・音・彩りを楽しむ花火大会。打ち上げられる花火は闇が深ければ深いほど、色鮮やかな夜空に咲く可憐な花となる。それは、咲かせた後の桜の花片のように風にゆられ、頭上に舞い落ちる寸前に消えう...
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20 7月

「新鮮な価値観にふれる」

私は、自分のまわりでつくられてきた価値観に違和感を感じていた時代があったことを想起する。それが結果的には自分を縛り付け息苦しくしていた。それは何かを通して体感しなければ、わからないことかもしれない。まわりの圧力で心の扉を...
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19 7月

「黙祷の朝」

朝一番、『蝉時雨』。 たくさんのセミが一斉に鳴き立てる声を時雨の降る音… つまり、晩秋から初冬にかけて降る小雨の音に例えた表現であろうか…、それを思いだしながら、はじめて近くの公園から聞こえてくるセミの鳴き声に…時を忘れ...
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