27 12月

心の疲弊と人間関係の疲弊する現実

今年は何かを準備すると言うよりは、私には、何故か解らないが、「自然にもどりたい」「自然にかえりたい」という気持ちがつよくうまれた。
週末には、普段の生活から離れ、自然を求めて車を走らせていた。そのような生活がふえた。いつの間にか、自然に向き合い生活する歳重ねた人達たちとの出会いがうまれた。土や木を相手に生活の糧としていてゴツい手をしている。たくましい手で茶をすすりながら、ストーブの前で田舎の生活状況や歴史を語ってくれた。ダム建設のために生活の場を奪われた人達の話もでてきた。そのダムはまだできていない。やはり、反対する人がいたが、その声は国に届くことはなかったと語る。
田舎も山林を手がける人達が高齢化し、将来を按じていた。震災後、疲弊していく田舎や山林をもっと活性化する対策が必要と感じた。田舎や山林が疲弊していくことは、日本全体が疲弊していくことと同じである。それと同時に、私たちが忘れてはならないのが心の疲弊と人間関係の疲弊する現実である。これからの取り組みに自然の恵みを取り入れていきたいと思う私がそこにいた。