8 2月

「心よせる 寒明けに」

心が清らかにされる命の水が、人と人の谷間に流れるならば、飲み干してみたいと渇望する私の魂(へブル語=ネフェシュ。ギリシャ語=プシュケー。両者は「命」などとも訳される)。
だが、肉体に生命活動をもたらす一滴の命の水なくとも、物質が束縛できない魂に生きるをよしとする存在であれば、どんなにしあわせなことかと寒明けに心よせる。