17 7月

「『弱者』をつくらない文化と哲学の創造」

日本社会の中で、教育の中で、『弱者』をつくらない文化と哲学があるだろうかと考える。
可哀相な人と同情したりすることが、『弱者』へのやさしい心とおもっている人が多いようですが、『可哀相な人』・『同情』の対象ではありません。
そのような対象にすることこそ、『弱者』をつくる文化や哲学を強化していくことになります。そうならないように気をつけましょう。
互いに平等かつ対等な人間として、個別に尊敬・尊重できる文化と哲学を育むことができる社会と教育を育んでいきましょう。
人間存在を「対象化」するとは、「物化」することなり。