25 9月

「一刀両断の構えで力強く生きる」

最近、山道を歩くことがよくあるが、蔓の茎が長く伸びて、地面に張り付いたり、竹や枝に巻き付き絡み合っているのをよくみかける。
山道を妨げている枝や竹に巻き付き絡み合っている蔓が邪魔になる時がある。
実際に、身近にあるものは切り落とすと言う選択と決断をする。そうしないと時に人の顔や車を傷つけてしまうおそれがあるからである。
そんな時、ふと、自分の心に巻き付き絡み合って解きほぐすことができない蔓に「葛藤」していた青春時代を思い出す。それから解放されることは容易なことではなかった。
葛藤とは、人間を放棄したくなるほどに難しい感情である。しかし、私の体験上でしか言えないが、それを乗り越えられず、心が萎えるくらいならば、「開き直る」。
つまり、それまでとは打って変わって、一刀両断「葛藤」を断ち切る厳しい態度を選択し決断する。もしくは、覚悟を決めてふてぶてしく力強く生きることである。
歳重ね、一刀両断の構えは変わらず新たなる青春時代を生きる私。