21 11月

「『個』への集中力の効果」

我々は、お互いの役割的存在として、相手と自分へのあらゆる面での尊厳的回復力の根拠がどこにあるのかを日々の取り組みの中で学んでいる。
その1が、着物の生地を用いた創作品を創る作業をしている。「個」に集中して。
その2が、粘土を用いた創作品を創る作業をしている。「個」に集中して。
その3が、パソコンを使いこなして、自分のオリジナルな創作品を創る。「個」に集中して。
その4が、創作品の販売や喫茶店の役割を通して、お客様の心をそこなわない人間性を創る。「個」に集中して。
その5が、掃除を通して、自分の心の掃除をする。「個」に集中して。
実は、あげれば切りがないほどの豊富な取り組みを各々がしているのだ。その集約された重要な点が、「個」への集中力である。それが、相手を無視した取り組みではなく、その真逆であり、相手の尊厳を大切にした取り組みをしていることに気づきたい。しいては、それが自分に対する信頼と尊厳回復の道のりを拓いていくことになる。