29 6月

精神界に生きる人たちこそが、〈偏見〉にさらされたきた〈存在〉として「人間宣言」できる〈個〉であることを忘れることなかれ!

精神界で生きている人ならば、何をしても許されるのかと謂えば、そうではないはずだ。「病気」であろうとなかろうと、〈自己責任〉を背負うべき反社会的なことをすれば、それは、〈社会的罪〉として法的に罰せられるのだ。そうでなければ、いつまでも、精神界に生きる人たちへの〈偏見〉がなくならないと哲学する〈個〉である。つまりだ、精神界に生きる人たちを法的解釈の中で〈特別視〉するような〈検査〉をすること自体が〈偏見〉を増幅させるのだ。我々は、病気の中で〈偏見〉を体験したからこそ、より一層、病気先にありきではなく、人間として「人間宣言」できる〈存在〉なのだ。