28 11月

再度、『山嵐のジレンマ』の例えを通して、〈個〉の〈愛〉の〈トゲ〉について、考えてみたい〈個〉の私!

私が、社会福祉法人サワリの各事業所で取り組む皆さんやスタッフの〈個々〉の姿から、主体性と客観性ある適度な距離の〈取り方〉を深く学んだ一人である。『山嵐のジレンマ』。その内容は、両者の間に、〈愛〉あれど、近づけば、近づくほどに、己の〈愛〉の〈トゲ〉で、相手の躰と心に傷をつけてしまう危険性があると言う例えばなしだが、現実的には非常に多い。両者の〈愛〉に対する〈考え方〉に『山嵐のジレンマ』の例えを当てはめることによって、〈個々〉の〈愛〉に対する主体性と客観性が、よい意味で問われていることに我々は気づくだろう。先ほども、伝えたが、実は、頭では、解っていても、『山嵐のジレンマ』の〈テーマ〉の核心に当てはまる人たちが多いのだ。私が前にする皆さんは、どうかな!。どうしたら、『山嵐のジレンマ』を乗り越えることができるのかを、再度、考えてみたい。両者の〈愛〉の成立のために。また、サワリの理念の病識と病気、そして、人間性の「回復」のために。人間関係の創造に添えられた、非常に深い〈テーマ〉である。私を含めて、私が前にする皆さんにとって、一生涯の〈テーマ〉であると言っても、言い過ぎではないのだ。