10 4月

「社会復帰」と言う〈単語〉の〈違和感〉から解放してくれた皆さんとの出会いに感謝!

精神界に出会った時の〈個〉が、当事者の一部の利用者さんの会話に出てきた〈単語〉に〈違和感〉を感じていた。それは、「社会復帰」と言う〈単語〉であった。その〈単語〉の意味は常識的範囲内では理解していた私だが「何ゆえに、自分たちを差別する未熟な社会に復帰しなくてはならないのか!?」と言う思いが強かった。就労継続支援B型に通所して、就労トレーニングしていること自体が「社会復帰」ではないのかと訴えていた〈個〉を想起する。加えて、その継続的日常の中で差別に屈することなく生活している当事者も〈存在〉していたのが〈現実〉であった。その〈現実的存在〉によって「社会復帰」の〈違和感〉の次元から解放された私が〈今〉にあると言っても大袈裟な告白ではなく、むしろ、感謝が先行するのである。