20 5月

「困った時の神頼み」について一考する〈個〉の私!

「困った時の神頼み」という諺がある。つまり、「日頃は神も仏も拝んだことがない信心のない者が、苦しい時や困った時や災難にあったりした時にだけ、神仏に頼って助けを求めて祈る」ことですね。「心の対話」の筆者はプロテスタント系に関係する〈存在〉です。その〈個〉の《神》とは『沈黙の神』である。苦しいときも、悲しいときも、辛いときも、感謝するときも、〈個〉の祈りに対して『沈黙』されるだけだ。何故、『沈黙』されるだけなのか。以下は〈個〉の〈神学的解釈〉である。それは、人間存在が何を求めているか、祈る以前から、すでに、すべてをご存じであられるからだ。故に、『沈黙』、そのこと自体が《傾聴》であり《応答》を意味していると考える〈個〉である。『究極の沈黙とは傾聴なり』・『究極の沈黙とは応答なり』