30 10月

精神界における専門的知識について一考する〈個〉!

精神界で当事者と向き合う時に必要なのは専門的知識ではない。それを勘違いして、先に、専門的知識をもってして向き合おうとする人がいる。
それでは、当事者に向き合うために何が求められているのか。それは、なによりも先に、俗世間の精神界に対する「偏見」と「差別」の「歴史的背景」を知ることである。更に言うならば、精神界に対する己の偏見と差別の渦中にある〈存在〉であることに、いち早く気づくことが最優先だ。そうでなければ、隣人(=当事者)の心の中に土足で踏み込み深い傷をつけることになる。