6 4月

「愛するとは…」

愛とは、愛するとは、私にとってとても大切なテーマです。このテーマが一般化されることが、一番の課題である。愛することが国の法律で決められたり、強要されたりするものではない。私が私として、愛することを選び、決めることである。また、人が一方的に相手に押し付けるものでもない。そんなことが起これば、不条理で不自由な世界が誕生して、『私が私』の意志決定で安心して生活できる世界が奪われる。そんなことがあってはならない。それがどんなにリスクの高いことかを私は歴史と現実の中で学んできた。愛するとは、やはり、私が私の自由な意志決定の中で成り立つものであることを忘れないようにしたい。まずは、私が私であること…その意志決定が何よりも大切であることをここで互いに確認しあいたい。
愛するとは、『私が私』であることを保障するものである。そこには両者にとって条件がつけられた『愛する』は存在しない。