26 11月

「再会からまなぶ」

先日、ある方の一周年追悼礼拝があった。
故人のことを想起しながら、しのぶ集まりであった。
そこに集まった人達の心は、故人のことだけではなく、それぞれの消息を確認しあい
「人生いろいろあるけど、互いに与えられた人生をよろこんで、楽しんで生きていこうね」と声かけあい励まし合う集まりとなった。
故人も、『死が生をのみこむ』ではなく、『生が死をのみこむ』永遠の生命にある世界から、その姿を見守っていたことであろう。
その機会を与えてくれた故人とその家族に私は感謝した。
そこに集まった人達と今度どんな姿をもってして、いつ再会できるか、誰も知るところではない。
しかし、これからの人生を各々が自分の人生。自分が選ぶ人生。自分が決める人生であることをあらためて教えられる追悼式となったと確信する私がいた。