10 1月

「精神的生命(いのち)の回復」

私達は、目に見えるものや自分にとって都合のよいことを信頼することが多いのではないでしょうか。
目に見えない内面的なものを信頼する人が少ないのです。それは精神的生命を失っている人達です。
更に、解りやすく表現するならば、目に映る人の外側ばかりを気にして、しずかに相手の内面に沈黙をもって見守ることができない人のことを私は言っているのです。
『口に任せる⇒よく考えないで、思いつくままに言う』、『口が減らない⇒口が達者で反論や負け惜しみをいつまでもいい続ける』人がいたら、『口は禍の門(かど)』であることを何度も思い起こしてしっかりと心に刻み込んでほしい。
何故ならば、人間でありながら、人間性を見失っているからです。人間性の回復は私たちの大切な理念であることを忘れないでください。