11 1月

「狭き門は開かれた門」

私には、いつでも帰るところがある。いつもその狭き門は開かれている。
この世には、帰りたくても帰るところがない人がいる。安心してください。ホッとしてください。
狭き門はあなたのために開かれている。あなたを温かく迎えいれる条件は何もない。無条件の愛が待っている。
「いつでも帰っておいで…、いつでも。放蕩息子よ。放蕩娘よ。すべてを失って帰ってきても責められることはない。赦されている。信じなさい。あなたのために宴会の準備はできている」と呼びかけている方がいる。そんな世界があることを信じますか。
私は信じている。自分自身が、何よりも人間性の回復を願い祈る放蕩息子であるからである。