22 1月

「自由へのシンボルを現実に…」

人間には、人間と国際関係とその狭間で生きる社会人として、以下の6つの大切なテーマがあることを覚えたい。
1.自己選択 2.自己決断 3.自己責任
4.社会的責任 5.法的責任 6.国際的責任
他にも大切なテーマがあるが、これらすべてが人間が生きるための最低限の自分と他者、そして社会的・法的・国際的責任である。
裏をかえせば、自分と自国を守る砦である。同時に他者と多国籍を守る砦である。更には、人間存在を自由へと解放することである。
しかし、我々の世界ではその自由を勘違いして、すべてに関係した存在と社会、そして、国の責任にすり替えることが多くある。
なんと心の貧しいことか。なんと魂がなえることなのか。
ところで、私は1886年に完成したアメリカ合衆国のニューヨーク湾内、リバテイ島にある自由の女神像の歴史を想起する。正式名称は、「世界を照らす自由」(Liberty Enlightening the world)。
我々は、忘れてはならない。「世界を照らす自由」、つまり、自由の女神の裏には、自由への道のり求めてやまなかった闇黒の犠牲者が多く存在していたことを…。