2 10月

「詩編に心を寄せて祈る朝」

「あなたの慈しみに生きる人に あなたは慈しみを示し 無垢な人には無垢に 清い人には清くふるまい 心の曲がった者には背を向けられる。あなたは貧しい民を救い上げ 高ぶる目を引き下ろされる。・・・あなたはわたしの灯を輝かし ・・・あなたはわたしの闇を照らしてくださる。」(新共同訳聖書 詩編18編26~29節)
「個」としての朝の祈り。
Α(アルファ) 歳重ね、我が古る錆びた心の窓にすきま風が吹いてくる。時にして、孤独と孤立に包まれてさびしさに震える我が心よ。信じて諦めてはならない。最後まで。
謙虚さにあって、高ぶる心の目線を引き下ろし、我がありのままの人生の一枚の心の扉でいいから、沈黙者の前で勇気を出して開いてごらん。
沈黙者の創造の光が射し込まれ、あたたかさに包まれて、我が心に慰めと救いがおとずれる。我が与えられし、それらすべてが心の貧しい人たちへの慰めに重なる救いの連鎖となることを祈る Ω(オメガ)