14 10月

「我が心、懺悔と悔い改めにあり」

『能ある鷹は爪を隠す』という一節を想起した方がよいのではないか、と切におもわされる自己完結論者(=自己完結型就労トレーニング者)が、私を含め一部ではあるが、我々の取り組みの中にいる事実を率直に伝えて、心と心の対話としたい。
我々は、ことあるごとに、「人と比べて取り組まないように」と、伝えあい、共有してきたが、未だに、人と比べる人がいる。
私が、この歳になるまでの哲学的結論は、「人と比べる」とは、人間の「傲慢さ」を意味することにほかならない。
世の厳しい競争社会が、どんなに過酷かを心の隅に置き忘れて、人よりも、「自分が何かできる。または、すぐれている。」かのような勘違いが、今の環境の中で何度も何度も繰り返しおこる。
何故だろうか?再度、再構築して提言としたい。
我々の「個」の個性と特性、そして、人間性を乏しくするような「人と比べる」取り組みをあらため、「傲慢」な生き方からくる考え方を捨て去り、「チャレンジド」として、初心に立ち返るために、互いに謙虚な心で懺悔と悔い改めを前に、頭を垂れようではないか。