28 10月

「同一水平線上にある99匹+1匹=100匹の羊」

100匹の迷える羊としての君たちよ。あなた方を導く羊飼いが先頭に立つことはありません。
あなた方を周り一面から、見渡すことができる後方に立つ存在として杖一本で見守り続けています。
そこにあふれんばかりの生きるよろこびを感じる羊飼いとしての役割が赦されています。
つまり、羊飼いとして生きる「個」の人間としてのしあわせとその意味がそこにあるのです。
ところで、100匹の迷える羊としての君たちよ。
私自身が、その100匹のうちの一匹の迷える羊としての羊飼いであることを忘れないでください。
99匹+1匹=100匹が同一水平線上にあり、各々の役割を果たしてこそ、その日、その日の人生の旅路を無事におえることができます。
そのことを覚えて、心から感謝する朝の顔合わせとなることを祈ります。