2 12月

「雪ふればこそ我が人生」

人生よ。どんなに愛する「個」の人生に苦難の雪がふりそそごうとも、かわれない我が人生ここにあり。たった一節のロゴスあるのみ。
Α(アルファ):「何事があっても、個々が生かされて生きるを信じて、動じることなかれ。ここに人生あり。」:(Ωオメガ)
動じれば、動じるほどに、苦難の雪が広大な迷路をつくりだす。
心動じることなく、迷路の雪に座し、祈りにあって、沈黙の救いを求めよ。
祈りとは、先にある「在って在る」とむきあう時を意味するだけではない。それに加えて、自分が創造された雪ダルマとなり、「個」が「個」を前にして、客観視的むきあいの次元を意味する時である。