6 2月

「人間性の回復と解放への可能性ある小宇宙に生きる」

心の対話においては、どんな文脈でその言葉が用いられているかが重要である。
一般化できる言葉は一つもないことをここで明確にしておきたい。一般化すると、昨日の「自己責任」の意味が誤解を招くことになる。
ところで、今日の「赦す」という言葉も同様である。
我々の小宇宙では、自分が自分を「赦す」ことがどれだけ大切なことかを伝えたい。
また、それが、隣人を「赦す」ことに結びついていく。自分を赦すように、隣人をゆるすこと。それが、小宇宙を欺く人間性の回復と解放へのメッセージであることに、いつの日か気づくだろう。それをとこしへに待ち望む個々の私でありたい。