10 4月

「『比べない』・『比較しない』の本質的再考」

私達の小宇宙で常に起こる現象・現状・現実がある。
それは、過去の自分の調子・体調を基準としたマイペースの取り組みと、今の自分の調子・体調を基準としたマイペースの取り組みとを比べたり、比較したりするということである。
その結果が何か。自らが、「できていた自分」と「できていない自分」と「比べる」・「比較する」という落とし穴にはまる。
そこでは、「過去」・「今」・「将来」への不安にとらわれて増幅するばかりで、回復への解放的人生がうまれてこない。再度、ここで立ち止まり、以下の内容を想起したい。
1.人と比べない 2.人と比較しないということを。ここでいう「人」とは、他人事ではない。勘違いしないでほしい。「自分自身」のことをも含まれている。よそ事のように1と2を心に刻む「個」が存在するが、それは、「集中」・「マイペース」の勘違いのはじまりである。
敢えていうならば、どんな些細なことでもいい。どんな小さな事でもいい。失敗してもいい。
自分が自分を前にして、今の自分の取り組みをありのまま受け入れて、「よくやってるね」と自らを誉めてあげてください。
今の自分の取り組みをありのまま素直に受け入れて、「よくやってるね」と、自らを抱きしめてあげてください。
今の自分の取り組み、そのありのままの姿が摂理の中にあることを信じて、自らを愛してください。