14 4月

「明日への今に生かされる」

春雷の自然のとどろきにおそれを知らず、天空に鳴り響く音響の爆発的なエネルギーに立ちはだかる「個」よ。
動じることなかれ。明日への今に生きる春を待ち望め。動じることなく!
人の心をなごませて散る桜の花の短命に頭をさげたその先に、やがて、美しく敷き詰められて絨毯と化す花びらに気づく我。
一枚一枚の花びらのありのままの姿とその役割の尊さに、「個」のありのままの姿とその役割の尊さを重ねて、今に生かされる人生を悟る。