15 1月

2018年度の取り組みのために、プラスのエネルギーに包まれしグレースハウスの道のりを今一度、顧みたい〈個〉の私

1999年の無認可作業所の時代から、めぐり出逢った人たちの、その後の人生における病歴からの出来事を後追いしてみれば、不思議な事実が浮かび上がってくる。ただし、以下の内容も一般化できない事柄なので、誤解のないように先に伝えておきたい。さて、その事実とは、当初のグレースハウスにおいては、マイナスのエネルギーが蔓延していた。それが、徐々に、プラスのエネルギーに包まれし体験をする人たちの回復率が高いという事実に気づかされたのだ。勿論、〈各々〉に添えられし薬もその人の病歴の中で、「回復」のためにプラスに影響したことも事実であろう。いずれにせよ。マイナスのエネルギーがプラスのエネルギーに変えられた人たちの人生を後追いしてみれば、希望に満ち溢れた道のりを歩んでいる。しかし、マイナスのエネルギーに包まれたまま、グレースハウスを離れた人たちの、その後の人生を後追いしてみれば、どのような結果が待ち受けていたのか。それは、みなさんの創造性に委ねることにしたい。その中で、たったひとつ、みなさんの前で心と「心の対話」として、添えることができる内容としては、「回復」への「希望に満ち溢れた道のり」が、後者の人たちを待ち受けていた確率が低かったという事実だ。