11 6月

精神界における〈比較論〉を一考する〈個〉の私

何故、我々は、取り組みの中での自分と隣人との〈比較論〉が精神界における重要なテーマとなるのか!。それは、結局のところ〈比較論〉によって〈各々〉が心がゆたかになればいいのだが、それよりも、むしろ、〈各々〉の心を貧しくするからだ。更には、〈比較論〉には競争心を煽り立てる心理が働き、精神界においては〈負〉の次元の渦に巻き込まれるリスクが高くなる。あげくの果てに〈各々〉が惨めな渦に巻き込まれ沈みゆく〈存在〉となるのが最後に到達する次元だ、と考える〈個〉である。