27 7月

どんな領域的世界で取り組んで来ようとも「歴史」を欠落させないように大切にすることの意味を一考する〈個〉!

我々の社会福祉法人サワリの「歴史」から言って、グレースハウスとポケットは別々の「理念」で取り組んできた別々の無認可作業所でした。しかし、法人と言う人格がなければ、無認可作業所が無くなる時代が来た時に「理念」が違えど、各現場の取り組みの内容が違えど「合併」しました。故に、現在のグレースハウスとポケットのあらゆる面での取り組みの違いがあっても当然と言えば、当然です。社会福祉法人と言う人格をとってからは、グレースハウスが土台として守ってきた「理念」に添ってポケットも育まれてきたのが「歴史的現実」ですが、上記のことが両者の「理念」とならなければ、これからの社会福祉法人サワリの発展が望めないのではと考える〈個〉です。更には、社会福祉法人サワリの各事業に関係している人たちはグレースハウスとポケットの合併までの「歴史」が解らないと両者の特徴的取り組みを活かしあうことができるだろうかとも考えるところです。故に、上記の「歴史」を深く学びあうことが今後とも両者に求められてゆくことでしょう。特に、新しく関係してくる当事者たちやスタッフさんたちに、〈個〉の私が伝えたいことが少しでも伝われば幸いです。最後に伝えたいことは、「去る者は追わず」ですが、去った人たちも貢献してくださった「歴史」を忘れてはならないと考えている〈個〉であります。