11 6月

「『共生共存』とは…」

田舎で知り合った方が先日…田畠の作物と軒先に皮をむいて、吊してあった玉葱が猿にとられたと話してくれた。鹿に田畠を荒らされないように弱い電流が張り巡らされているが、猿はそれをもくぐり抜けて作物を食べてしまったようだ。『共生共存』であればいいが、なかなかむずかしい。「人間社会も同じだなぁ~」と、感じながらオタマジャクシが泳いでいる姿を観ながら、その話に耳を傾けた。
私は『農の視点』を中心に置いた神学校で学んだ。『共生共存』を考えるに大切な理念である。本当にむずかしいテーマである。だからこそ忘れないで人生のテーマとして大切にしたいとあらためて思う機会となった。