4 3月

「次の漢字に着目する意味⇒「労」」

心に余裕を、心にゆとりを。
そして、自分にやさしさと慰めと感謝をそえて、自分を「労」ることを忘れないようにしよう。
我々が人生の流れに抗することがあったとしても、何よりも自分のありのままの姿が人生の出発点となる。
その視点がないと、自分を「労」るところに到達しないし何も始まらない。
「労(いたわ)る」とは、「労(ろう)」を優しく大切に「労(ねぎら)う」こと。
つまり、慰めと感謝を自然にそえることである。
時には、川の激しい流れに抗して、目的達成のために上流にのぼりつめて生涯を終える魚がいることを知っている。
そこには、新しい生命の誕生というハッキリした目的がある。
あなたは、「しっかりとした目的意識をもって、人生の流れに抗して生きられるのか」と尋ねられたらどう答えますか。
私が求める世界で生きるには、人生の目的、その意識をそなえるのに一生をかけることになる。
一生かけても、あなたと私の人生に意味と価値があることを信じて生きていこう。