20 3月

「素直で素朴な反省がしあわせな人生へと導くチャンス」

あなたは目標・目的をもって取り組んでいますか。我々の世界では大切なことです。何よりも回復するために大切なことです。
なんといっても、『病織』忘れず無理はいけませんが、回復は協調性をもって互いに協力しあい、はじめて成立することです。
どんなことに取り組むにせよ、それがないところには、「個」と「個」の間に妥協がうまれ、『甘え』と『甘え』が重なり大切な人生をごみ箱に捨てることになります。
人に流されて、『妥協依存症』にはまってる人はいませんか。「私は私」の取り組みを忘れると、『妥協依存症』の虜になるから要注意です。
それから、ここでの取り組みはここで終わってください。みなさんには大切なことです。一歩外に出たら、ここでのことは忘れて、リフレッシュすることが大切です。
みなさんとスタッフのやりとりでお互いのボタンの掛け違いがある時があります。スタッフ側の仕事のやり方に課題があります。スタッフは、みなさんがグレースハウスから一歩外に出たら外の新鮮な風にあたり、また、帰宅したらリフレッシュできるようなやりとりするのが仕事です。その辺、誤解のないようにしましょう。
みなさんを信じているからこそ、私は、これまでも、これからも、ハッキリと伝えるべきことは伝えていきます。
これは『信じている』からなせる業であると確信してやまない15年間の取り組みです。
誤解のないように再度伝えます。みなさんの側のテーマではありません。私たちスタッフの側のテーマであります。まだまだ人間・仕事として未熟な私の役割、貫徹できてるなんて思わないが、これからも続く人間・仕事上の永遠なるテーマであることは間違いないのです。制度を越える取り組みと判断される可能性があった15年間の取り組みの私の反省です。
お互いに水平線に立てるまでもう少し、もう少し、もう少し時間をください。ホップ・ステップ・ジャンプと簡単にいかないのがこの世界です。
社会福祉法人サワリとしての船出の時の反省が必ずやプラスのチャンスとなって実を結ぶことでしょう。今までのグレースハウス・ポケット・ケアホームの歩みがそれを実証しています。67歳になろうとする私のチャレンジはとどまることなくみなさんと共に続くだろう。
焦ることはない。でんと構えて取り組めばいいのです。焦ってろくなことはない。私の日々の祈りが続く。