6 6月

「色鮮やかな自然なる自由の風に乗る道草人生ここにあり」

私は隣人との出逢いや、その向き合いに、一つ心がけている大切なことがある。
それは、どんな隣人と出逢うにせよ、向き合うにせよ、『前理解』を棄てる。つまり、真っ白なキャンパスに向き合う心境で隣人に出逢う人生でありたい。
私が、日々、出逢っている隣人でも、昨日の隣人に出逢っている訳ではないのだ。新たに創造されたあなたと出逢っている私なのだ。
そこに新鮮で、爽やかで、色鮮やかで、自然なる自由な風が真っ白なキャンパスを吹きぬけていく。
束縛をゆるさない風よ。〈個〉と〈個〉の間に置かれた真っ白なキャンパスにどんな創造的な出逢いを描きながら天空高く舞い上がるのか。
自然なる自由な風よ。願わくは、私は、日々、真っ白なキャンパスに創造的な出逢いが実現できるような道草人生をあゆんでいきたい。色鮮やかな自然なる自由な風に乗って・・・