12 3月

「君よ。『笑ってしのぐ』人生に意味あることを伝えてくれてありがとう」

「個」の私は、両親亡き後、小さい時から言葉では言い尽くせないほどに、人と人の間でめぐりあう人間関係によって、しあわせな人生が与えられてきたと想起する。
人間が、「相対的関係」の中で生きる存在として創造されていることを実感する瞬間である。
誰と、誰とめぐりあうかによって、己の人生が決まってしまうことをみなさん自身が経験・体験されてきたことであろう。勿論、そこには、己の意識選択・意識決定があることを忘れている訳じゃない。
ところで、ある日、ある方から絵ハガキが送られてきた。私が、今、どんな心境で過ごしているかを見透すようなシンプルなメッセージであり、それに加えて、遠くにいるにもかかわらず、いつも傍に寄り添っているかのようなメッセージである。
「・・・笑ってしのいでください。」
笑って凌ぐ。私にとっては、自然の流れを遮る出来事があろうとも、なお、ありのままの自然な姿を忘れずに、それらに逆らうエネルギーで闘わないで、自然に笑える人生をあゆんでくださいと変換されて、天空高く渦巻く我が魂に届くメッセージとなった。