17 6月

『優生思想』を批判的に解釈すべきとする〈個〉である私

人間界において、人間を二分割する考え方、つまり、①「清い」人間=肯定されている人間と②「清くない」人間=否定されている人間とを分ける考え方に対して〈反対〉の立場できた〈個〉の私。私の神学生時代の恩師が「創世記」の中の「箱舟物語」を通して、所謂、「ノアの箱舟」に乗船できるのが誰であるか!どんな動物か!を論じている。結論として言えることは、①②と二分割する『優生思想』に対して「箱舟物語」を通して批判していると伝えている。ところで、この世の中の人間は精神界に生かされている我々を②の方に入れようとする傾向が強い価値観を有する。なんと、罪深い人間が多いことか。さて、精神界に生かされている我々は「二元論」的価値観を有する人間にならないような〈悔い改め〉し人生を歩んでゆくことが非常に重要視される時代に〈存在〉しているのだ。