26 3月

「摂理にある出会い」

私が、この小宇宙に誕生して、今まで出会ってきた人や現在進行形の人が存在するが、それが当たり前の範疇に入らない人生なのだと、何度も何度も咀嚼するかのように哲学してきた「個」である。ここで謂うところの「個」と「個」の「出会い」とは、とこしえに忘れ去られることのない関係の創造を意味している。加えて、それが、私とあなたが、どのような人生を選択・決断するのかを無機質的応答ではなく、有機的応答の関係の創造を意味している。
そのような意味で、出会いの確率が少なく奇跡的範疇に入ることなのかどうか。と、「個」の哲学が続くが、「個」の私にとっては、摂理にある「出会い」であると信じて、「在って在る」に深く感謝の頭を垂れる。

◎咀嚼:文章や言葉の意味をよく考えて理解すること。
◎摂理:この世のすべてを導きおさめる「在って在る」の永遠にわたる予見と配慮。または、万物をおさめ支配している法則。